活用するのは、個人結果ではなく集団分析です
| 情報 | 目的 | 健康経営での扱い |
|---|---|---|
| 個人結果 | 本人の気づき、必要時の医師面接 | 本人同意なく企業へ提供せず、申請資料に使用しない |
| 集団分析 | 部署・職場の傾向把握と改善 | 個人が特定されない集計値として活用 |
申請支援では、受検率、高ストレス者割合、集団分析の指標、改善施策の実施状況など必要な集計値のみを扱います。
健康経営につなげる6ステップ
1
部署区分を設計
個人が推測されない人数を確保します。
2
集団分析を読む
仕事量、裁量、上司・同僚の支援を確認します。
3
他の集計値と照合
労働時間、有休、休職、健診と合わせます。
4
改善施策を決める
管理職研修、業務配分、相談窓口などを選びます。
5
KPIと記録方法
参加率、行動変化、翌年度の変化を設定します。
6
翌年度に評価
施策の継続・変更・終了を判断します。
KPIは「実施」と「変化」を組み合わせます
| 段階 | KPI例 | 注意点 |
|---|---|---|
| 参加 | 受検率、研修参加率 | 目的と情報管理を周知 |
| 実施 | 改善施策の完了率 | 対象と内容を記録 |
| 変化 | 職場指標、有休、時間外労働 | 単年度だけで断定しない |
| 定着 | 翌年度の継続・見直し率 | 次年度計画とセット |
高ストレス者割合を単純に下げる目標だけでなく、職場改善のプロセス指標を組み合わせます。
保存したい実施記録
- 実施方針、社内規程、従業員への案内
- 対象者数、受検者数、受検率
- 個人が特定されない集団分析結果
- 課題を検討した会議の議事録
- 改善施策の計画、担当者、実施日
- KPI評価と翌年度の改善計画
10人未満の集団とアクセス権に注意します
少人数部署は個人が推測されやすいため、複数部署を統合するなど個人が特定されない区分で分析します。個人結果を扱う実施者・実施事務従事者と、健康経営担当者の権限を分けます。
